観察日記

5月の観察日記(植物)
梅雨まっただ中の徳之島。
ふと気が付くと、センター周辺のあちこちにあるソテツの葉の間から、大きな黄色いものがのぞいています。
その正体は、ソテツの大きな花です。
ソテツには雄株と雌株があり、それぞれ違う形の花を付けます。
細長い、巨大なトウモロコシのようなのが、雄株が付ける雄花。
丸いモップのようなのが、雌株が付ける雌花です。
雄花は大きいもので長さ40cmほど、雌花は人の頭くらいの大きさで、どちらもとても目立ちます。
虫が集まっている雄花に近づくと、パイナップルのような甘い香りがします。
セイヨウミツバチやアブの仲間が周囲を飛びまわり、花の隙間に入り込んでいきます。
セイヨウミツバチは、花粉を集めて足に付けていました。
島では、ソテツの雌花が咲き終わって「閉じる」と、梅雨が明けると言われています。
そろそろ梅雨も終りに近づいているようです。

