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6月の観察日記「動物」
6月に出会ったのは、ひときわ目を引く体色の「ヒャン」。その色は徳之島でしか見ることのできない限定カラーです。海辺では、美しい貝殻を背負った「ムラサキオカヤドカリ」が、産卵の時期を迎え、いのちをつなぐために海へと向かっていました。森で耳を澄ますと「アマミコゲラ」のドラミングの音が聞こえます。繁殖期を迎えた日本最小のキツツキの、奏でる大きな音が印象的でした。
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6月の観察日記「植物」
徳之島では畑の周囲や庭など、あちこちに植えられているソテツ。ソテツは、その葉が畑の緑肥になるほか、実や幹が食料になるなど、人々の暮らしとも深くかかわってきた植物です。そのソテツは、梅雨のさなかに開花期を迎えます。ソテツにはオス株とメス株があり、それぞれの株は違う形の花を咲かせます。オス株の花は塔のような形、メス株の花は丸い形です。どちらも大きく、明るい色で目立ちます。大切な食料であったソテツの実をならせるため、昔は花の時期に受粉作業を行うこともありました。そのやり方は、オス株の花をばらばらにして、長いひしゃくでメス株の花にかけるといったものだったそうです(盛口, 2024, p. 220)。なお、ソテツの実には毒があるので、毒抜き等の処理をしないと食べることができません。こうした処理を施したソテツの実で作る味噌(なり味噌)は、今も島の売店などで売られています。文献盛口満. 2024. 琉球植物民俗事典 聞き書き 琉球列島の植物利用. 八坂書房, 東京.
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「ハブ博士」がやってくる!講演会開催のお知らせ
奄美でハブを約40年研されてきた服部正策先生による、徳之島のハブの進化について、楽しく、深く知ることが出来る講演会を開催します!世界自然遺産の地に生きるハブ。その不思議な暮らしや、徳之島での”進化”とは?講演の後半には、事前に皆さんから寄せられた質問や当日の質問にも服部先生が直接答える質問タイムも!ハブのことがもっと好きになる60分。ぜひお気軽にご参加ください🐍✨📅日時:6月15日(日)13:30~14:30📍場所:徳之島世界遺産センター👤講師:服部正策先生(東京大学医科学研究所 奄美病害動物研究施設にて約40年勤務)🎫参加無料・事前申し込み不要🎥Instagramにてライブ配信あり🎁当日来場された30名の方にオリジナル「ハブバッジ」をプレゼント!ハブを通して、徳之島の自然の豊かさと奥深さを覗いてみませんか?
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職員による「観察日記」始めます!
このたび、徳之島世界遺産センターのHPで職員による「観察日記」をスタートすることになりました✨センターの周りや森の中、海辺を歩いていると日々さまざまな発見があります。「昨日で咲いてなかった花が咲いている!」「こんな場所にこんな生き物が!」徳之島の豊かな自然の中では、ちょっとした変化や出会いがとても面白いんです🔍この観察日記では、職員がフィールドで見つけた動植物の様子や、季節ごとの自然の変化を写真とともにお届けします📸みなさんも徳之島の自然を身近に感じながら、一緒に発見を楽しんでいただけると嬉しいです!🌱「次はどんな生き物が登場するのか?」🍃「季節が変わるとどんな景色になるのか?」日記の更新をお楽しみに!
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