観察日記

2月の観察日記「植物」
2月も下旬になると寒気が入ることもなくなり、島は急に春めいてきました。
徳之島北部にある天城岳の山肌は、新緑でまだら模様となっています。
オキナワウラジロガシの森も落ち葉がハラハラと舞い、葉の更新が進んでいます。
そんな森を通る林道歩きの際、エコツアーガイドさんに教えていただいた地味な木。
シマミサオノキという名で、背丈より大きいくらいの小さくて細い木です。
よく見ると、葉脈が浮き出た少し変わった葉っぱをしています。
この木は、材にねばりがあって折れにくいので、昔は道具の柄や釘の代わりなど、さまざまな用途に使われるとても大事な木でした。
また、沖縄では神聖な木として、魔除けなどに用いられることで知られています。

