観察日記

2月の観察日記「動物」
2月の徳之島は雨の日が増え、湿度も一段と高まってきました。
この湿り気に誘われるように「アマミイボイモリ」の活動も活発になっています。
アマミイボイモリは徳之島、奄美大島、請島にのみ生息する固有種です。
現在は環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)や鹿児島県の天然記念物に指定されています。
2月の観察では1匹でのんびり歩く姿のほかに、2匹が隣り合ってじっと寄り添っている様子も見られました。
アマミイボイモリの繫殖期のピークは2月頃。
この時期、水辺の近くではこうして複数の個体が集まったり、寄り添ったりする姿が見られるようになります。
イモリ科の中では原始的な姿を留めているとされているアマミイボイモリ。
彼らが長い時間の中で、姿を変えずに命をつないでこれたのは、徳之島の豊かな自然があったからこそ。
この貴重な生きものたちがこれからも安心して命をつないでいける環境を大切に守り続けていきたいですね。

