徳之島世界遺産センター 徳之島世界遺産センター
トクノシマエビネ

トクノシマエビネCalanthe tokunoshimensis

ラン科

分布
徳之島(固有)
環境省レッドリスト(2020)
絶滅危惧ⅠB類(EN)
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箱庭では、春の訪れとともに花を咲かせている

山地の林床に生える中型のラン科植物。徳之島に固有。3~4月にかけて花期を迎え、白、茶色、薄ピンクの花が春の山を彩る。エビネの仲間は可憐な花を咲かせることから総じて人気が高いが、トクノシマエビネも例に漏れず美しい花を咲かせる。

日本固有種 徳之島「B:尾根沿いの森」の「B3:山頂の森」

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B3:山頂の森」について

熱帯・亜熱帯地域の標高が高い山地には、霧が多く湿度の高い「雲霧林」が発達します。徳之島では井之川岳山頂付近を中心に見られ、限られた日射により、低地の森と比べて樹高が低くなっています。ここでは地面だけでなく、木の幹や枝にも数多くの着生植物やシダ植物、蘚苔類が見られます。

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