
ミズオオバコOttelia alismoides
トチカガミ科
- 分布
- 北海道~琉球、アジア、オーストラリア、アフリカ
- 環境省レッドリスト(2020)
- 絶滅危惧II類(VU)
箱庭では、池で花を咲かせている
水田や池などに生育する水草。日本では全国的に見られ、生育環境によって葉の形やサイズは大きく変化する。秋頃、白~薄紅色の花が水面から顔を出すように咲く。凪いだ水面から多数の花が顔をのぞかせる風景は見応えがある。和名は水中に生育し、葉姿がオオバコに似ていることから。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について
徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。