
クチナシGardenia jasminoides
アカネ科
- 分布
- 本州(関東以西)、四国、九州、琉球、台湾、中国中南部、インドシナ
- 環境省レッドリスト(2020)
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林道沿いや明るい森などに生える常緑の低木。日本では中部地方から西側にかけて広くみられ、庭木としてもなじみ深い。琉球では本州より早い4、5月に花期を迎え、この時期はあちこちでクチナシの芳香が漂う。大きくて白い花は遠くからでもよく目立ち、時間がたつにつれ黄色に変色していく。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について
徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。