
サソリじゃありません
アマミサソリモドキTypopeltis stimpsonii
サソリモドキ目 サソリモドキ科
- 全長
- 40~43mm
- 分布
- 九州南部~沖縄諸島
- 環境省レッドリスト(2020)
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外敵に会うとハサミ状の触肢を大きく開き、長いムチ状の尾節を高くあげ、 酢酸が含まれる液を放出する。箱庭では、威嚇している様子を観察できる。
腹部末端には多数の節からなる細くて長いムチ状の尾節がある。触肢は強大なハサミ状。長く伸張した第1脚は感覚器官であり、昆虫の触覚のような役割を持つ。
昆虫などを捕食する。産卵期は夏で産卵数は約30~60。個体数は多く、特に林内では見かける機会は多い。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B2:深い森」について
伐採からときが経つにつれ、森の木々は高く、太く成長していきます。徳之島の森を代表するスダジイなどの高木が林冠を形づくり、その下には中低木、下草など植物の階層が生まれ、林床は次第に暗くなっていきます。こうして徳之島の動物相を支える豊かな森に成長していくのです。