
さかんに尾羽を上下に振る
キセキレイMotacilla cinerea
スズメ目 セキレイ科
- 全長
- 約20cm
- 分布
- 日本全国
- 環境省レッドリスト(2020)
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常に尾羽を上下に振りながら、主に水辺を歩いて水生昆虫類などを食べ、ときどき飛んでいる昆虫類も空中捕食する。箱庭では、餌を探しているようだ。
夏羽の雄成鳥は喉元が黒くなるが、冬羽では雌雄ほぼ同色。
徳之島には冬鳥として秋頃に飛来するが、夏頃に飛来する個体もいる。里山から山林まで見られる。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について
徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。