
ヤマナメクジMeghimatium fruhstorferi
柄眼目 ナメクジ科
- 全長
- 130~160mm
- 分布
- 本州・四国・九州に分布。 鹿児島県は本種の分布の南限地となる。沖縄島北部には類似種が存在する。
- 環境省レッドリスト(2020)
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徳之島の林内で普通に見られる。箱庭では、木の表面で何かを食べているようだ。
軟体部の体色は灰褐色~黒褐色とされるが、赤褐色や黄褐色など変異が多い。また、黒~褐色の縦帯模様がある個体も見かけられる。
キノコ類や地衣類など様々なものを食べる雑食性。ケナガネズミの餌となっている。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について
徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。