
ヒラテテナガエビMacrobrachium japonicum
十脚目 テナガエビ科
- 全長
- 約92mm
- 分布
- 千葉県(太平洋側)・福井県(日本海側)〜琉球、小笠原、韓国、台湾、東南アジア
- 環境省レッドリスト(2020)
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箱庭では、水底で獲物を待ち伏せているようだ。
第2歩脚(いわゆるハサミ)の掌部が太く扁平し、和名の由来となっている。
テナガエビの仲間は、第1歩脚が発達するカニ類と異なり、第2歩脚が発達する。発達は雄の方が良く、喧嘩の際などに使われる。肉食傾向が強く、まれに魚を捕らえて食べることもある。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について
徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。