徳之島世界遺産センター 徳之島世界遺産センター
ヒメフチトリゲンゴロウ
絶滅危惧の大型水生昆虫

ヒメフチトリゲンゴロウCybister rugosus

コウチュウ目 ゲンゴロウ科

全長
27~33mm
分布
琉球(種子島以南)、中国、東南アジア、インド
環境省レッドリスト(2020)
絶滅危惧II類(VU)
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獰猛な肉食性で、水中の様々な動物を貪欲に捕食するほか、死肉も食する。箱庭では、ヤゴを捕らえたようだ。

上翅背面は褐色あるいは緑色を帯びた黒色で強い光沢があり、側縁部は黄色~淡黄褐色。雄の前脚には雌との交尾のために扇状の突起がある。

かつては島全体に広く生息していたと思われるが、水田の消失やため池の護岸、農薬の水系への流入により絶滅の危機にある。幼虫も肉食性。完全変態で、岸辺の土中で蛹となる。

日本固有種 徳之島「B:尾根沿いの森」の「B1:里の森」

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について

徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。

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