
派手なカメムシ大集合
アカギカメムシCantao ocellatus
カメムシ目 キンカメムシ科
- 全長
- 19~26mm
- 分布
- 九州南部~琉球、台湾・中国・東洋熱帯
- 環境省レッドリスト(2020)
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天敵対策のためか、アカメガシワ等に集合している姿をよく見かける。箱庭では、フカノキに集まっているようだ。
黄色ないし橙紅色の地に淡色部で囲まれた黒紋があるが変異が多い。脚や体側に金属のような光沢のある緑斑が見られる。
アカメガシワなどの植物の汁を吸う。雌が卵や幼虫を保護する。

この動物が生息する「B:尾根沿いの森」「B1:里の森」について
徳之島の森林の大半は過去に伐採された二次林です。特に集落の近くには、人の手が入ってから間もなく光が入りやすい森が広がり、所々に残る道跡や炭窯跡、畑跡が人と自然の関わりを感じさせます。こうした身近な里の森には、明るい環境を好む生きものが多く暮らしています。