
トクノシマケマイマイAegista kiusiuensis tokunovaga
柄眼目 オナジマイマイ科
- 全長
- 殻長:12.7〜15mm、殻径:25〜29mm前後
- 分布
- 徳之島
- 環境省レッドリスト(2020)
- 絶滅危惧II類(VU)
野外で見かける機会は少ないが、箱庭ではオキナワウラジロガシの板根の上を這っているところを観察できる。
殻は、 低い円錐形でもろい。 殻色は栗色~青白い緑色。 糸のように細い鱗片様のものが付着する。
原生状態に近い自然林に生息する。

この動物が生息する「A:谷沿いの森」「A3:深い森」について
山地の谷筋には湿度の高い森が広がります。こうした環境ではしばしばオキナワウラジロガシが群生し、その中には板根を大きく発達させた高さ20m以上、幹の直径は1mを超えるものも見られます。また、湿度の高い環境を好む動植物が多く、尾根沿いの森とともに徳之島の豊かな生物相を支えています。