徳之島世界遺産センター 徳之島世界遺産センター
リュウキュウアカショウビン
初夏の訪れを告げる鳴き声

リュウキュウアカショウビンHalcyon coromanda bangsi

ブッポウソウ目 カワセミ科

全長
約27.5cm
分布
奄美群島以南の琉球
環境省レッドリスト(2020)
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カニ、トカゲ、カエル、ミミズ、昆虫、ムカデ、魚類など、さまざまな小動物を捕らえて食べる。箱庭では、水辺の生き物を狙っているようだ。

成鳥は全身が赤褐色で、太い嘴と足は鮮やかな赤色である。

夏鳥で、4月~7月頃、朝夕によく響く声で「キョロロロロロ」と尻すぼみに鳴く。樹洞や崖の窪みに産卵する。雛は巣内で排泄し、親はその排泄物を除去しないため、雛の成長とともに巣が汚れていく。

日本固有種 徳之島「A:谷沿いの森」の「A2:沢沿いの森」

この動物が生息する「A:谷沿いの森」「A2:沢沿いの森」について

徳之島では、豊富な雨が地盤を削り、幾筋もの尾根と谷が形成されてきました。雨のたびに増水と減水を繰り返す過酷な環境には、水流や乾燥に適応した植物が生育します。また、水辺ではカエル類やトンボ類が繁殖するなど、固有種を含む多くの生きものの生活の場となっています。

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