谷沿いの「深い森」でひしめく動植物A3
徳之島「A:谷沿いの森」A3:深い森の「動物」
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ネズミ目 ネズミ科トクノシマトゲネズミTokudaia tokunoshimensis
ジャンプ力が強く左右の足をそろえてピョンピョンと跳ねるような歩き方をする他、箱庭で見られるように、ハブの攻撃もジャンプして避けることが知られている。
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有鱗目 クサリヘビ科ハブProtobothrops flavoviridis
小さい頃はカエル、トカゲなど両生爬虫類を主に捕食するが、成長とともにネズミ類などの哺乳類をよく食べるようになる。箱庭でも、トクノシマトゲネズミを襲っているようだ。
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有尾目 イモリ科アマミイボイモリEchinotriton raffaellii
ミミズやコウガイビル、カタツムリ、ナメクジ、そのほか甲虫やヤスデなどを食べる。箱庭では肋骨を広げて威嚇している。
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ゴキブリ目 ムカシゴキブリ科アカボシルリゴキブリEucorydia tokaraensis
成虫の雄は日中に葉っぱの上でたたずむことがあるという。箱庭でも、葉の上にいる雄を観察することができる。
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コウチュウ目 クワガタムシ科トクノシマコクワガタDorcus amamianus kubotai
樹液や明かりに集まる。箱庭では、オキナワウラジロガシにしがみついているのを観察できる。
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柄眼目 オナジマイマイ科トクノシマケマイマイAegista kiusiuensis tokunovaga
野外で見かける機会は少ないが、箱庭ではオキナワウラジロガシの板根の上を這っているところを観察できる。
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柄眼目 キセルガイ科トクネニヤダマシギセルStereophaedusa caudata
木の幹にいる姿が最もよく見かける姿であるが、見かけるのは稀である。箱庭では、活動しているところを観察できる。
徳之島「A:谷沿いの森」A3:深い森の「植物」
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ブナ科オキナワウラジロガシQuercus miyagii
箱庭では、谷筋に育つ大木を観察できる
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チャセンシダ科シマオオタニワタリAsplenium nidus
箱庭では、オキナワウラジロガシに着生し葉を広げている
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エゴノキ科エゴノキStyrax japonicus
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マンサク科イスノキDistylium racemosum
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ガマズミ科サンゴジュViburnum odoratissimum var. awabuki
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コミカンソウ科ヤマヒハツAntidesma japonicum
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アカネ科ヒメアリドオシDamnacanthus indicus var. microphyllus
箱庭では、林床で葉を広げ、とげをたくさんつけている
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キョウチクトウ科サクラランHoya carnosa
箱庭では、初夏に花を咲かせ、昆虫を引き寄せている
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オシダ科カツモウイノデCtenitis subglandulosa
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シシガシラ科ヒリュウシダBlechnum orientale
箱庭では、新葉を広げんとしている